トレンドが変わって着られなくなった洋服って困りますよね。
また、買ったばかりの服なのに、洗濯してダメになった経験を持つ方は多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するアパレルブランド「TOKIARI(トキアリ)」は、一般的な洋服とは、ちょっと異なる世界観やこだわりを持っています。
こちらの記事では、TOKIARIの特徴やデザイナーの紹介、ブランドの由来などについてまとめました。
また、TOKIARIのオンラインショップ「時在服飾設計」のこだわりアイテムや、利用者の口コミもピックアップしているので、最後までご覧ください。
目次
TOKIARI(トキアリ)とは?
こちらではアパレルブランド「TOKIARI(トキアリ)」について紹介します。
TOKIARIの特徴
TOKIARIは、2022年に誕生した京都発のアパレルブランドです。
一般的なスタイルを持ちながら、妥協のない品質と縫製によって、「時に耐えうる衣服」を追求しています。
さらに、ユーモアを少し加えたミニマムなデザインは、性や身体を解放し、リラックス感を生み出すこだわりのシルエットが特徴です。
それは、着ることによって、その人の本質を浮かび上がらせるTOKIARIの世界観を表しています。
現在シャツを中心に展開するTOKIARIは、20代~50代の男女に向けた新たな衣服の可能性を見据える唯一無二のブランドなのです。
TOKIARIのデザイナーとは?
TOKIARIのデザイナーは中村憲一さんです。
30年に及ぶアパレルキャリアのうち、10年はパリコレクションのバイヤーとして活躍。
JAN-JAN VAN ESSE(アントワープ)やZIGGY CHEN(上海)を日本に初めて紹介したことでも知られています。
TOKIARIは、これまで数多くブランドを見てきた経験を踏まえ、既製服とは一線を画すタイムレスな服作りに特化したブランドです。
選りすぐりの天然素材と、ゆるりとしたシルエットの柔らかさにこだわり、着る人の肌を優しく包み込むような衣服を提案しています。
ブランドの由来
TOKIARIは、旧約聖書三章「コヘレトの言葉 / 時の詩」から感銘を受け命名したものだそう。
何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある
引用:23SS COLLECTION ‘TIME’ ~Kairos is by your side – TOKIARI
デザイナー中村さんは「枯れた心象をデザインに素直に落とし込みたい。自分が本当に着たい服を納得できるクオリティで作る。」と言われています。
四半世紀以上、業界の最前線を走り続けてきた中村さんだからこそ、奥深さと可能性を感じる言葉ですね。
トレンドに囚われないTOKIARIの服作りには、地に足をつけた、いぶし銀のこだわりが詰まっています。
時在服飾設計とは?
時在服飾設計はセレクトショップであり、製作アトリエでもあります。
ブランド「TOKIARI」をはじめ、香水や小物なども取り揃えてスタイルを構築。
現在は京都の藤井大丸4Fの常設店とオンラインショップがメインです。
TOKIARIのデザイナーである中村店長は、ショップのお客様の声を服作りに活かしています。
一般的な商品開発では間接的に集めたデータを分析することも多いですが、作り手と着る人の距離の近さもTOKIARIの大きな魅力といえるでしょう。
TOKIARIのこだわりアイテム12選
時在服飾設計からカテゴリー別にこだわりアイテムをピックアップしました。
TOKIARIの持つ唯一無二の世界観に触れてみてください。
シャツ
■TOKIARI | ‘TOBARI’ LONG GATHER SHIRT_WH_白蝶ver.
夜の闇の中に存在する艶、内と外を隔てる薄衣、その光と影。
京都で感じた体験を形にしたモデルです。
ハードマンズ社製※の上質なリネン素材に光沢のある白蝶ボタンを合わせ、襟は気品溢れる二つボタンのドゥエボットカラーになっています。
背中と肩、袖にギャザーで陰影のニュアンスを出して、動きによって揺れるキモノシルエットは日本人らしい奥ゆかしさが印象的です。
腰ポケットが付いているので、コートのようにサラッと羽織るもの素敵ですね。
※ハードマンズ社は、1835年に設立されたアイリッシュリネンの紡績メーカーです。
かつてハードマンズ社はそのリネンの品質の高さから「リネンのロールスロイス」とも称されましたが、時代の煽りを受けて2004年に一度その幕を閉じました。
現在はイギリスのハードマンズ本家とブランド契約を結び、その名を継承したハードマンズCHINAが、長い歴史の中で培ってきたノウハウを活かして高品質なリネンを作り続けています。
■TOKIARI | ‘HIKARU’ REGULAR SHIRT_WH_白蝶ver.
シンプルな潔さが際立つミニマムなデザインのシャツです。
シルキーな光沢のあるブロードコットンに対し、光沢のある白蝶ボタンを合わせているのがポイント。
さらに胸ポケットを外し、スタンダードなレギュラーカラーは6㎝とやや短めになっています。
装飾や機能を排除することで、芯のある強さが感じられる仕上がりです。
いつでもどこでも、どんな服にもフィットするスタンダードな一枚としておすすめ。
■TOKIARI | ‘REI’ SQUARE PINTUCK BOZAM SHIRT_WH
胸元のピンタックが目を引くブザムシャツです。
襟がなく、ゆるりとしたスクエアシルエットでドレスダウンを意識しています。
平織のブロードコットンに、マットな水牛ボタンとカジュアルなショートカフスがさり気ないアクセントに。
裾はスクエアカットになっていて、タックアウトでカジュアルに着られる一枚です。
フォーマルなエッセンスをほんの少し日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?
■TOKIARI |’PHANTOM-Ⅱ’ LONG HIGHNECK SHIRT_BK
目を引くのはハイネックにロングカフスに3つのきらりと光る貝ボタン。
ボディは比翼仕立てでスッキリと見えるデザインです。
光沢のあるトロピカルウールで肩、袖、背中にギャザーで印影を深めています。
さらにポケットが付いているので、シャツでありながら薄手のコートとしても使えるのもポイントです。
インナーにはハイゲージニットやシャツ、カットソーなど合わせたり、襟をオープンにしたりと幅広い着こなしが楽しめますよ。
■TOKIARI | ‘TAKEMITSU’ STAND COLLAR SHIRT_BK_黒蝶ver.
装飾や機能が一切排除されたミニマムなスタンドカラーシャツです。
ボディがタイトになっていて、他のシャツと比べるとスマートなシルエットが特徴。
素材は、シルキーな光沢を持つ定番のブロードコットンです。
さらに黒蝶ボタンを合わせて、コットンの輝きを一層引き立てる仕上がりが美しいですね。
品のあるシンプルなデザインには、どんな装いにも合わせやすい安定感があります。
トップス
■TOKIARI | ‘CAMOUFLAGE’ WAFFLE WOOL COTTON HOODIE_KN
フーディネックのボリュームにこだわったバニラホワイトのフーデッドカットソーです。
適度な薄さでしっかりとワッフルの立体的なボリュームが出るため、レイヤーのスタイリングにもおすすめ。
伸縮性のあるウール10%混合コットンは、腕や見頃にフィットするので、シャツやジャケットの袖通しがスムーズにできます。
通気性が良く、さらさらしたタッチ感で、オールシーズン使える優れものです。
■TOKIARI | ‘ROMA’ WAFFLE WOOL COTTON HENRY NECK CUTSAW_BK
「ロマ」という名のヘンリーネックは、首元の肌の見え方にこだわりのあるカットソーです。
ワークウェアの無骨さに宿る美学は、ブランド当初より試作を重ねて生み出された絶妙なバランス。
おすすめは布包ボタンを二つ開けて着ることです。
ウール10%混合コットンのワッフル地は、立体的なボリュームがあるため、一枚で着てもしっかりとした存在感が出せます。
パンツ
■TOKIARI | ‘WOKER’ RAMIE LINEN WOOL TWO TUCK PANTS_BR
1900年に生まれたチノパンツを現代流に再設計したデザインです。
素材は軽く柔らかい風合いの綾織ラミーリンウール。
ゆったりとした渡りには2タックのラインが入り、そのままスゥーッと裾に落ちていくシルエットはエレガントな仕上がりです。
ウエストにドローコードが入ったイージーパンツ仕様ですが、ベルトも通せるようにベルトループが付いているのが嬉しいですね。
ジェンダーや体型を選ばず、さまざまなシーンに対応できるパンツです。
■TOKIARI | ‘REX’ COTTON FLEECE FLARED PANTS _ KW
上質な国産裏毛コットンを使ったフレアスウェットパンツです。
密度高く織られていますが、薄手で通気性があるので蒸れません。
さらに、股上が深く、膝の絞りによって足元にボリュームを出したシルエットが美しい一本。
ジェンダーレスな気品と色気が漂うパンツには、ボリューム感のあるシューズやスニーカーと合わせたスタイリングがおすすめです。
アクセサリー
■律動 | ‘TOKIARI’ COLLEGE RING
TOKIARI のロゴマーク「ルビンの壺」がデザインされたカレッジリングです。
見方によって壺に見えたり、向かい合う二つの顔に見えたりする、ユニークなデザインが印象的。
そこには「一つのことに固執せず、視野を広く持つべき」というメッセージが隠されています。
表面はきめ細かいヘアライン加工によって、程よく落ち着いた光沢に。
素材はシルバー925にK18コーティングを施した仕様です。
使い込むうちにシャンパンゴールドへと変わっていく表情は、履き込んだデニムのように味わいがありますよ。
■律動 | ‘MEVIUS’ RING
「全ての存在は、相反する二つの性質の調和から成り立っている。光あるゆえに影がある」という思想が基になっているリングです。
内面にあるポジティヴとネガティヴのエネルギーを、スムーズに循環させてゆくイメージで制作されています。
光のあたる角度によって、二つの面の輝きが隠と陽に変化するのがポイント。
素材はシルバー925にヘアライン加工を施し、K18コーティングしています。
■律動 | ‘MEVIUS’ BANGLE
‘MEVIUS’ RINGと同じテーマで制作されたバングルです。
幅0.6㎝なので、手首にかかる負担が少なく、裏側の角を取り丁寧に磨き上げることによって、滑らかな付け心地に仕上がっています。
Sサイズ(内径13cm)、Mサイズ(内径14cm)、Lサイズ(内径15cm)の3サイズ展開ですが、力を加えれば曲がるので、装着時にお好みで微調整できますよ。
素材はシルバー925にヘアライン加工を施し、K18コーティングしています。
TOKIARIの口コミ・評判
TOKIARIの口コミ・評判について調べました。
実際の印象は利用された方によっても違うので、イメージの参考としてご覧ください。
友人の紹介で知りました。
お洋服はもちろん、アトリエの空間デザインも含め、本当に幸せな時を刻めるメゾンです。
デザイナーさんをはじめ、お人柄の良い方ばかりです。
私自身も素敵なお洋服に出会えました。
オンラインショップもされていて、HPもとびっきり魅力的です。
引用:tokiari 口コミ – Google 検索
とても上質な生地で肌触りが非常に良く、毎日着たくなる洋服ばかりです。
一見シンプルですがデザイナーの方がシルエットにかなりこだわっておられ、コーディネートに大活躍してます。
また伺います!
引用:tokiari 口コミ – Google 検索
こだわりを持って作っているので素材・形が良い。
先日購入したパーカーとトレーナーも着心地が良く、気に入っています。
実用性もあり、長く着られそうです。
妻が購入したシャツも同じく着心地が良く、ユニセックスのデザインなので、共用も可。
引用:tokiari 口コミ – Google 検索
オリジナルシャツのオーダーができます。
たくさんの生地の中から、店長さんと一緒に自分のイメージを形にできます。
生地の手触りがとても良くて、素敵に仕上がりました。
引用:tokiari 口コミ – Google 検索
他にはない世界観ですし、洋服好きにはたまらないショップです。
また、経験豊富なオーナーさんのお話を聞きながらのお買い物は一見の価値ありです!
引用:tokiari 口コミ – Google 検索
TOKIARIの世界観や、服作りへのこだわりに満足している口コミが結構ありました。
決して大きなブランドではありませんが、デザイナーの人柄が身近に感じられるところもまたTOKIARIの魅力なのかもしれません。
京都のアトリエに直接足を運んでみたいけれど、なかなか難しいという方はオンラインショップ「時在服飾設計」でその世界観に触れてみてはいかがでしょうか?
一つ一つの作品の背景には、それぞれの物語があります。
デザイナーのこだわりが詰まったオンラインサイトを眺めながら、心ゆくまで服選びを楽しむのは、きっと素晴らしいひと時ですよ。
TOKIARIがおすすめな方/おすすめではない方
TOKIARIがおすすめな方
■20代~50代の男女
■タイムレスで高品質な衣服を着たい方
■ミニマムなデザインの衣服が好きな方
■リラックス感のある着こなしがしたい方
■大切な人と共有できる衣服を探している方
■肌に優しい天然素材のみを使った服を探している方
■TOKIARIの世界観や服作りへのこだわりに共感する方
■デザイナーを身近に感じられるブランドに興味がある方
■一般的なスタイルの中にユーモアがあるデザインに惹かれる方
■制作された背景やテーマなど、作品としての衣服と向き合いたい方
TOKIARIがおすすめではない方
■トレンドを追求したい方
■ファストファッションを探している方
■色合いや柄などが派手な服を着たい方
■値段重視でなるべく安い服を買いたい方
まとめ
「TOKIARI(トキアリ)」は、独自の世界観やこだわりを持つ京都発のアパレルブランドです。
肌に優しい天然素材を使用し、普遍的なデザインにユーモアを少し加えたタイムレスな衣服を提案しています。
現在はシャツを中心に展開し、京都の藤井大丸常設店とオンラインショップで、唯一無二なTOKIARIの世界観を楽しむことが可能です。
オンラインショップ「時在服飾設計」では、新入荷やセールなどの最新情報をメルマガ配信もしています。
時にはちょっと足を止めて、いつもとは違う視点で洋服と向き合ってみるのも良いかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。